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「幸せ」とは何か。
何が幸せであるかは個人の主観によるところが大きいわけですが、少なくとも「いつもどおりの日常が存在する」ことが前提であると思います。
朝、元気に家を出た家族が、また元気に帰宅できるように。
行きたいところへ行き、会いたい人と会い、自由に語り合うことができるように。
警察は、そうした当たり前の日常を守る活動をしています。
もちろん楽な仕事ではありません。
元日に発災した令和6年能登半島地震では、県内にも津波警報が発令されました。これに伴い、休暇中の警察官が呼び出され、沿岸住民の避難誘導等に従事しました。
刑事ドラマに見るような派手な活躍もありますが、日々の仕事の多くは、地道な努力の積み重ねです。
では「警察に就職して何か良いことがあるのか?」と聞かれれば、「人のために尽くす喜びが得られる仕事」と自信を持ってお答えします。
自分の生きがいだけを求めて無理をせずに生きる人生は、平坦で歩きやすい道かもしれません。しかし、他人を思いやり、自分以外の誰かのために尽くす道は、自分自身を成長させ、他者の喜びを自分の喜びに昇華できる精神を育みます。
皆さんは、お子様にどんな人生をお望みでしょうか?
もし後者をお望みであれば、是非山形県警への受験をお薦めください。
真に豊かな人生とは何なのか、人生における喜びとは何であるのか、警察官として成長する中で、お子様が答えを見つけられるよう、全面的に支援させていただきます。