A 基金制度の信頼性や透明性等を確保していくためには、中立的な立場の第三者から運営面などに意見を出していただき、それらに基づき制度の改善等を進めていく必要があると考えております。
このため、第三者組織として山形県NPO推進委員会を設置するものであり、学識経験者や経済界代表者、NPO活動実践者など中立的立場の方々で構成しています。
A 寄付は、NPOが直接県民の方々からいただくのが理想ですが、現実的には、NPOが得ている寄付はわずかにとどまっています。その理由として、NPOに関する情報不足等のほか、寄付の受け皿がないというアンケート結果があります。このため、がんばっているNPOの情報を発信しつつ、それら団体への寄付の受け皿として基金を創設し、NPOへ寄付をつなぐものです。
A モンテディオ山形のホームスタジアムである山形県総合運動公園陸上競技場には、「NDソフトスタジアム山形」という愛称がついています。このように施設等の名称に企業名等を冠する権利を一般にネーミングライツと言っています。協働助成事業(テーマ希望型)では、この方式をソフト事業に導入し、事業名の中に寄付者が希望する名称を冠していきます。
(例)(株)○○社地域貢献プロジェクト「子育てパパ、ママを応援する事業」
このメリットは、事業の公募・採択、事業実施状況等の情報がマスコミ等で報じられるたびに企業や個人のお名前等がPRされることが期待でき、大きな宣伝効果が得られる点にあります。