更新日:2024年8月15日
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気候変動によって、以前よりも今の方が暑くなって(地球温暖化)いたり、雪の降り方が変わってきたりしています。また、短時間で降る大雨が増えてきたと感じている方も少なくないのではないでしょうか。
こうした気候変動により、私たちの食べる物や健康などにも様々な「影響」が現れています。
また、新たな被害が生じたり、大きな災害が起こったりすることも心配されています。
これからは、温室効果ガスの排出量を減らす「緩和」の取組みに加えて、すでに起こりつつある気候変動への「適応」の取組みを進めていくことが重要です。
世界 100年あたり 0.73℃
日本 100年あたり 1.21℃ の割合で上昇しています。
→将来(2100年)、20世紀末より1.1~4.4℃上昇すると予測されています。
山形県では、
山形 100年あたり 1.2℃ (統計期間1890年~2017年)
新庄 50年あたり 0.9℃ (統計期間1958年~2017年)
酒田 50年あたり 1.2℃ (統計期間1937年~2017年)の割合で上昇しています。
全国的に気候変動の影響は顕在化しており、今後さらに深刻化するおそれがあります。
これまで進めてきた気候変動の原因とされる温室効果ガスの排出を抑える「緩和」の取組みに加え、既に生じている、あるいは将来予測される気候変動の影響による被害を回避・軽減する「適応」の取組みが重要となっています。
私たち一人ひとりが、「適応」について、理解を深め、行動していくことが大切です。
身近にできる「適応」の取組みをご紹介します。
雨が降る日が少なくなる可能性がある一方で、一度に降る雨の量が極端に多くなったり、大型の台風が来る可能性があります。
天気予報や防災アプリを確認したり、避難場所や避難経路を確認し、自然災害に備えましょう。
気温の上昇により、熱中症で搬送される人の数が増える可能性があります。
暑い日には、水分をこまめに補給したり、外に出るときには帽子をかぶったりしましょう。
雨の降る日が少なくなる可能性があります。
普段から節水に心がけましょう。
山形県でも、地域の特性を踏まえた「適応」の取組みを推進しています。
平成22年3月策定(平成27年6月改訂)
「地球温暖化に対応した農林水産研究開発ビジョン改訂版」の策定について
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