ホーム > 産業・しごと > 農林水産業 > 農業 > 農山漁村振興 > 庄内農村整備のいまがわかるN.N.REIKO > 共同活動42 山新3P賞おめでとう!田んぼを使って絶滅危惧種の野生メダカを守る
更新日:2025年1月6日
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第68回山形新聞・山形放送の「3P賞」で、庄内町家根合(かねあい)地区のNPO法人家根合生態系保全活動センター(理事長 大井 庄一さん)が「地域の平和(ピース)賞」を受賞しました。
家根合地区では、余目第一小学校のカリキュラムとして、地域と一体となったメダカ保全活動を実施してきました。
平成11年に余目一小5年生の総合学習で絶滅危惧種の確認調査が行われました。
ほ場整備が始まると水路がなくなりメダカの住みかがなくなる。「メダカを守りたい!」という強い思いが子どもたちに芽生え、その思いが農家、土地改良区、JA、庄内町、県総合支庁を巻き込み、「メダカSOS救出作戦」という大きなうねりとなって保全活動が始まりました。
子どもたちのメダカ保全活動は、メダカが泳ぐ田んぼの田植えと稲刈り体験、メダカの放流と引っ越し、そして魚の学習会までの、一連の活動です。
子どもたちと地域が一体となったこの活動は、今年で27年目を迎えます。
【投稿 令和7年1月6日:庄内PJA北川】
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