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更新日:2024年10月8日

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医療的ケアが必要な子どもへの支援について

山形県では、医療的ケアが必要なお子さんへの支援について、「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」(令和3年法律第81号)の基本理念に則り、次の通り推進しています。

主な事業内容 ※障がい福祉課所管事業

1 各分野の緊密な連携体制の構築(協議の場の設置)

保健、医療、福祉、保育、教育等の関係機関が、それぞれの分野における課題や対応策について情報共有、意見交換などを行う協議の場等を運営しています。

在宅医療

身近なかかりつけ医(小児訪問診療医)の養成

医療的ケア児と御家族の通院負担を軽減するため、医療的ケア児への訪問診療を行うことができる医師を養成しています。

3 人材育成

医療的ケア児等コーディネーターの養成

医療的ケア児への支援は、保健、医療、福祉等、様々な分野に渡っています。

県では、これらのサービスを総合的に調整し、医療的ケア児と御家族にサービスを紹介するとともに、支援機関と御家族をつなぐ「医療的ケア児等コーディネーター」を養成しています。※研修は隔年開催

地域ごとにコーディネーターが配置されていますので、支援を希望される方は、お近くのコーディネーター配置機関にご相談ください。

 

4 通院支援

医療的ケア児の通院を支援するため、訪問看護師による付添い(ご家族の車に同乗)、またはタクシー運転手の派遣(ご家族の車を運転)による支援を実施しています。

通院支援は、通院距離に制限なく、1医療機関につき1か月に1回、無料でご利用いただけます。令和6年度における実施内容は以下のとおりです。

5 災害対策(令和2年度から実施)

(1)災害時の個別避難計画(モデルケース)の作成

県では、各保健所を中心に、個別避難計画(都市部・郡部のモデルケース)を作成しており、計画が出来次第、計画作成主体である市町村に情報提供します。

≪個別避難計画 様式≫

(2)多職種連携システム(バイタルリンク)を活用した安否確認等

県では、災害時において「バイタルリンク」(アプリケーションソフト)を活用し、主治医、訪問看護事業所、相談支援事業所等が医療的ケア児とご家族の安否確認や必要な医療用物品の確認等を行うとともに、行政情報を発信することとしています。

6 情報発信(『医療的ケアが必要なお子さんと家族のための支援ガイドブック』の発行)

県では、医療的ケア児とご家族にご活用いただくため、令和2年度、支援内容等を取りまとめた『医療的ケアが必要なお子さんとご家族のための支援ガイドブック』を作成しましたが、この度内容を改訂し、令和4年8月版として策定いたしましたのでご覧ください。

7 山形県医療的ケア児等支援センター にこすく

県では、国立大学法人山形大学医学部附属病院内に山形県医療的ケア児等支援センター「にこすく」を設置・運営しています。にこすくでは、医療的ケア児及びその家族が個々の心身の状況等に応じた適切な支援が受けられるよう、相談をお受けしています。また、医療的ケア児を受け入れる施設の職員等に対する研修等も行っています。

<所在地> 国立大学法人山形大学医学部附属病院 地域医療連携センター内(山形市飯田西二丁目2番2号)

<電話番号> 023-628-5533

<E-mail> mccsc-yamagata@mws1.id.yamagata-u.ac.jp(代表)

<開所日> 月曜日~金曜日 8時30分~17時00分(年末年始・祝日を除く)

< H P > 山形県医療的ケア児等支援センター (yamagata-kodomo.center)(外部のサイトへ移動します)

 

 

お問い合わせ

健康福祉部障がい福祉課事業指導・医療的ケア児支援担当

住所:〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号