更新日:2022年4月7日
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みなさんの暮らしから生じる生活排水や工場排水・・・
私たちの下水処理場は、こうした汚れた水をきれいにするため、毎日24時間様々な設備が稼動しています。
しかし、こうした設備にも寿命があり、老朽化し、故障すれば下水処理は停止し、みなさんの暮らしに大きな影響がでてしまいます。
このため、こうした老朽化設備を更新し、確実で安定した下水処理を続けることも、私たちの重要な仕事です。
流域下水道の処理場は、古いところで供用開始から34年が経過しております。
一般に、下水処理施設の耐用年数は10~20年としていることから、腐食が生じるなど老朽化した設備が多くなってきており、今後こうした設備の更新が必要となります。
しかしながら、設備更新には多額の費用を要することから、今後の投資計画を見定めておく必要があります。
また、突然の故障を防止するため、適切な保守管理のもと、設備の現状をきちんと把握しておく必要もあります。
処理場名 | 事業着手年度 | 供用開始年月日 | 経過年数 |
---|---|---|---|
村山浄化センター | S54年度 | S62年7月1日 | 34年 |
置賜浄化センター | S55年度 | S62年10月1日 | 34年 |
山形浄化センター | S58年度 | H4年2月1日 | 30年 |
庄内浄化センター | H4年度 | H11年3月1日 | 23年 |
このような状況を踏まえ、流域下水道の処理場について、各設備の状態(健全度)を調査・予測することによって、財政状況等を踏まえた計画的な設備の改築を行っていくため、“下水道ストックマネジメント計画”を策定しました。
今後とも、確実で安定した下水処理を続けるため、国の交付金制度を活用しながら、本計画に基づく更新を適切に実施してまいります。
計画書は、下記をクリックしてください。
本計画は、平成28年度に国土交通省が創設しました「下水道ストックマネジメント支援制度」を活用し、作成しました。
制度の概要は、こちらの国土交通省のHPよりご確認ください。
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