更新日:2024年10月21日
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「全国がん登録」とは、日本でがんと診断されたすべての人のデータを、国で1つにまとめて集計・分析・管理する新しい仕組みです。この制度は2016年1月に始まりました。
「全国がん登録」制度により、居住地域にかかわらず全国どこの医療機関で診断を受けても、がんと診断された人のデータは都道府県に設置された「がん登録室」を通じて集められ、国のデータベースで一元管理されています。
全国がん登録の推進によって、国や都道府県のがん対策をはじめ、がん検診や治療の体制づくり、がん研究などに役立てられます。そして、がんになる人を減らしたり、がんから治る人を増やしたり、あるいはがんになっても長生きして苦痛の少ない生活を過ごせる社会を実現する一助となります。
(国立がん研究センターホームページより引用)
本県において、昭和49(1974)年からがん実態調査として行ってきました地域がん登録事業は、平成27(2015)年12月31日をもちまして終了しました。平成27(2015)年以前の届出につきましては、現在受け付けておりません。
平成28(2016)年1月からは「がん登録等の推進に関する法律(以下、「がん登録推進法」という。)」の施行により、全国がん登録を実施しています。山形県がん登録情報を山形県がん実態調査報告書として年1回まとめています。
全国がん登録への情報の届出は、「がん登録推進法」で定められており、すべての病院及び指定診療所は、原発性のがんについて、初回の診断を行った患者の罹患情報を都道県知事へ届け出ることことが義務付けられています。
届出手続きの詳細については、『全国がん登録届出マニュアル』(発行:国立がん研究センター)にて、御確認ください。
本マニュアルは随時更新されておりますので、下記のリンクより最新版を御利用ください。
◆国立がん研究センターがん情報サービス『全国がん登録届出マニュアル』(外部サイトへ)
全国がん登録情報の届出は、「がん登録推進法」により、すべての病院及び指定された診療所が行うこととされています。診療所の指定は、その開設者の申請に応じて、都道府県知事が行っています。
「がん登録推進法」では、全国がん登録業務に従事する者の秘密漏示等の罰則規定が定められています。全国がん登録データベースの安全管理体制整備についても、適切に管理するよう定められています。
また、山形県では「全国がん登録における個人情報保護のための安全管理措置マニュアル」に基づき、要領を定めています。
2005年~2015年は、山形県地域がん登録情報、2016年以降は、全国がん登録情報を基に作成。
山形県のがん罹患の概要:部位別内訳(%)
2.年齢別に見た罹患の状況
年齢階級別内訳(%)
年齢階級別部位内訳(%)
3.山形県のがん罹患の特徴
部位別年齢階級別罹患率(人口10万対)
部位別粗罹患率(人口10万対)※ただし、2005~2014年は部位別罹患率(人口10万対)
部位別年齢調整罹患率(人口10万対)※ただし、2016年以降
4.発見経緯:部位別発見経緯(%)DCOを除く
5.総合進展度:総合進展度(%)DCOを除く
6.初回治療の内容:初回治療内容割合(%)DCOを除く
・罹患集計表(1980年~2015年)
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