更新日:2024年3月28日
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ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に製造販売される、新薬と同一の有効成分を同一量含んだ医薬品です。その有効性や安全性、品質は新薬と同等であり、開発費用が低く抑えられるため新薬に比べ価格が安く、患者さんの経済的な負担が軽減されます。また、高齢化の進展に伴い今後も医療費の増大が予想される中、ジェネリック医薬品の普及拡大は、医療費の抑制にもつながります。
高齢化が進み、国全体の医療費が年々増大していることから、厚生労働省では、令和6年3月までに、全ての都道府県でジェネリック医薬品の使用割合(数量シェア)を80%とし、できる限り早期に達成できるよう、更なる使用促進策を検討しています。
山形県においても、使用拡大に向けた次の取組みを行っています。
医療関係者(医師、歯科医師、薬剤師)、有識者等からなる「山形県ジェネリック医薬品安心使用促進協議会」を設置し、ジェネリック医薬品使用促進に係る情報共有と使用促進事業の検討等を行っています。
資料
山形県におけるジェネリック医薬品の使用状況及び使用に係る課題等を把握するため、平成20年度から5年毎に医師、歯科医師及び薬局に対しアンケート調査を実施しています。
医療関係者や患者(県民)のジェネリック医薬品の品質に対する不安を払拭し、ジェネリック医薬品の品質に対する正しい理解の促進するため、ジェネリック医薬品製造工場の視察を行っています。
(令和5年8月8日実施 夏休み親子ジェネリック医薬品工場見学会)
ジェネリック医薬品を周知するため、「もっと知りたい!ジェネリック医薬品」を作成し、各市町村及び老人クラブ連合会に配布しました。
リーフレット(表)
リーフレット(裏)
上の画像をクリックすると拡大したものを見ることができます。
県では、医療機関及び保険薬局において後発医薬品を採用する際の参考としていただくため、県内の主要11病院の御協力により、各病院で採用されている後発医薬品を調査し、リストとして取りまとめました。
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